夜中に犬に起こった奇妙な事件4月17日夜

G列上手寄り。同行は長年のブイ友さん。
私的には最終日。
目に焼き付けてこよう!!って意気込んだものの、もうポロポロと忘れていってしまう。
私の頭の中の消ゴムは優秀。

これまでで一番前の方の席だったので、肉眼で全て見れた。
初見でここだったら、また感想は違っただろーなと思う。
やはり近い方が、世界に入りやすい。てか引き込まれる。
３回目だからかも？
今日は幸人くんを可愛いー！とは思わなかった。
がんばれ！とか、大変そう…。と心配はしたけれど。
ベージュのシーンでさえも、ぎゃーってなんなかった…。
お父さんの表情に見入ってしまったよ。

以下にちょいと気になった部分や感想を列挙。順不同。

佐久間元夫さんて、あんなリアクション多い人でしたっけか。。
なんかやたらコミカルなかんじになってた。

幸人くんはなんかこざっぱりしてる気が。。髪切ったのかしら？？

試験の答はあとで…。のくだりで幸人くんが勢いよくずっこけて頭ゴチン！てすごい音で机にぶつけててかわいかったなー

カーテンコール、剛くんちっと遅れて出てきてへへってかんじでニコニコしててやられた…！
劇中は15歳の幸人くんにしかみえないのに、カテコの剛くんは15にゃみえない。
ほんとこの人すげーな！と。
表情だけで見た目年齢って変えられるのね…。

宇宙飛行士の夢を語るシーン。
ふわりと飛ぶようにリフトされて、指先とその先の空気まで質感が感じられるあの動き。
曲と、映像と、語りと。
宇宙を泳ぎ、将来に力強い希望をもってる幸人くんがそこにいて。
見惚れる。
秀逸だなぁ。
美しい。
ああこのシーン、私の脳細胞がんばれ！と思ったのに。忘れていく…。

テレビジョンCOLORSたらいう雑誌に犬事件レポが載ってたけど、このシーンの写真がないとは!!
バカ！
ここ名場面でしょうよー!!
バカバカ!!

一幕の終わりも好き。
汽車が走り出すところ。
２幕の幸人くんの冒険を予感させてとてもいい。

最初はなんで、劇中劇にしたんだろーと思ったど。
いやまぁ今でもわかんないけど。
舞台上に座ってじっと幸人くんを各々の表情で見守るキャスト。
同じ場面でも笑う人もいれば、困惑したり、傷ついた表情をするひとがいたり。
色々な感情で受け止めてるのが分かりやすいし、ひとつの事柄に対して人が感じることはそれぞれで…ってそういうことってよくあることで、けして特別なことじゃないよなーと思わせられるし。
なによりあのサイドからずっと見続けてるキャストがいることで集中力が高まるつーか、なんかこう独特の緊張感が舞台上にうまれてるよーな…。。
まぁあとね、あの華やかな証明をカテコ後にもってきつつ、かつ、劇との連続性を持たせるにはとても効果的だったと思うし。

あの夢のような証明タイムはね、一番印象が変わったシーンで。
初日はもう超楽しかったけど、いいのこれ？て思って。
２回目は証明を楽しんでる幸人くんを楽しく応援！てかんじで見て。
３回目も幸人くんの大好きな問題、大好きな証明を楽しみつつ、ちょっと重たいラストシーンで終わらないためにあってよかったなーと思った！
いやでも全部もってっちゃうからどうなの？とも思ってるけど…。

何はともあれ私の犬事件はコレで終わり。

最後舞台袖にはけた剛くん、大きく息はいてて疲れてんだろうなーと思った。
背中、すごい汗だもん。びっくりした！
水分補給はこまめにね。

千秋楽まで無事に走り続けられますように。